大腸ガンで療養中ですが、手術ができていません。還元電子治療を始めたのですが、排便時の出血が多いように思います。因果関係はありますか?

還元電子治療は生理的範囲内ですが、血液粘稠度試験(ずり速度)で粘り気を下げる作用が認められています。

お薬ほどの作用は、全くありません。

しかし今回のような腸管腔内に露出するガンは、もともと出血しやすくなっていますので、

血液の粘り気が下がることで、出血が増すことは配慮しなければなりません。

もし還元電子治療で出血が多いと感じられる場合は、行わないで下さい。

そうでない場合は他の固形癌と同様、極数選択「1」で1回20分,1日7回、

インターバル60分で進めて下さい。

2017年08月31日